危険なアネキ 第8話
「お母ちゃんが見つかった」
話が急展開しすぎで、感情移入ができなかった。あの展開だと、むしろ、寛子の行動の方がおかしく見えるような……。言わんとすることは分かるけど。
以下、ネタバレ。
でも、実際、こんな展開になったとき、生き別れて死んだお母さんがいきなり登場って言われても、それを受け入れられるだろうか。俺はやっぱり勇太郎と同じ立場だな。というより、ほとんどの人が勇太郎と同じ感情を抱き、勇太郎と同じ態度を取ると思う。番組ではあっさりと流していたけど、どういうきっかけで受け入れられるようになるんだろう。多分、そういうことって、いきなり受け入れられるんじゃなくて、たとえば、この場合だと、ずっと一緒に暮らして、その中でおこるいくつものきっかけが積み重なって、初めて受け入れられるんだろうな、って思う。でも、最初に受け入れられなければ、そもそも一緒に暮らすことすらできないわけで。家族とか職場とか、そういった強制的な人間関係ではない場所で関係を築き上げるの、って、何と難しいことだろうか、って思う。一緒に過ごせば仲良くなれ、親友となるだろう人々、それをこれまで多く逃してきたんだろう。そして、これからも逃していくんだろうか。だとすると、勿体ないことだ。でも、しかし、寛子のような立場を取るのは心情的に難しい。
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