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国鉄解体

国鉄からJRへ、本書はその過程を政治的な見地から書かれたものと捕らえるべきであろうか。国鉄の経営問題が表面化していた頃、すでに国営としての鉄道経営に多くの箇所で問題が発生しており、危機的な状況になっていた。この国鉄改革を初の国会議会審議である昭和56年の第二次臨調からJR発足までを書いている。
しかし、政治的な部分に特化して書かれていることもあり、内容としてはその手の話に興味が無ければあまりお勧めは出来ないし、正直面白いとかと問われると非常に疑問である。政治的なものが多く、なかなか説明が難しいのだが、結果論としてはJRによる分割民営化は一応の成功を収めたようだ。そして、その分割民営化が成しえたのはこの時期においてしか無かったのかも知れない。

まあ、正直読んでいて何度も眠くなってしまったのは言うまでも無い。

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