危険なアネキ 最終話
「顔だけイイ女が大逆転」
以下、ネタバレって、この段階で伏せることでもないけど……。
まず、始めに。何で、テレビドラマって、大団円で終わらないとならないんだろう。無茶な展開を繰り広げるより、みながわ復興の経過を追うだけでもいいと思うのに。今までの努力は何だったんだろう、って思ってしまう。悪く言うと、この最終話が、今までの話をすべて無駄にしてしまっているような気がする。みながわ復興もそうだし、さおりと拓未の関係も同じ。
そして、次に。多分、また、勇太郎は成長したんだと思う。でも、前回に続き、納得がいかないことは確か。ドラマ全体としては、常に寛子の行動は正しくて、それに勇太郎は刺激を受けて、勉強している、という構造になっている。でも、寛子自身も改めるところはたくさんあって、それを常に勇太郎の成長物語、とするのにはちょっと違和感を覚える。もちろん、視聴者は常識人たる勇太郎に自分をダブらせるだろうから、その方がいいのかもしれないけど。もし、ここで、寛子こそ、自分の行動をダブらせることができる、と言う人がいたら、そんな人を是非見てみたいものだ。
とりあえず、そんなところかな。最後まで見てこういうのもなんだけど、個人的にはいまいちなストーリーであると思う。始めは面白かったけど……。長丁場のドラマはなかなか作るのが難しいと言うことか。電車男も、映画版が原作そのままだったのに対し、ドラマ版は、途中、いろんなエピソードを挿入していたし。
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