日経エコロジー 2006年6月号
日経BP. 日経エコロジー. No.84, Jun 2006.
ISSN 13449001
このブログに切り替えてから初めての「今日の読み物」が雑誌というのも何だけど……。
「環環諤諤」より。
シェフの三國清三氏曰く、地産地消って大切。
食べてくれる人の顔がわかれば、生産者はいたずらに農薬を使うといったこともしないから
誰が作ったかがわかっていれば、子供たちだって全部食べます
あー、外部経済の内部化をこれほどわかりやすく表現した言葉って、他にあるかなあ?
目から鱗が落ちる思いだった。
環境問題って、実際、そんなもの。大気汚染で被害に遭うのは、工場じゃなくて、工業製品を買う人でもなくて、周辺住民だもの。
じゃあ、地球温暖化は? 多分、加害者が我々だとすると、被害者は島嶼国の人たち? いや、それよりも将来の人類かもしれない。
外部不経済の内部化、って経済学では簡単にいうけど、将来は不確実(何が起こるかわからない)だし、民主主義(将来の人は選挙権がない)だし、そんな簡単に内部化できるわけじゃない。でも、そういうことを考えることが、持続可能な何とか、につながるのかなあ、って思う。
今年度はサステナビリティについてちゃんと考えたい。
他に目に付いた記事を一応。
- ヒートポンプ式洗濯乾燥機なるものが出ているらしい。
- 温度上昇を防ぐシート。ステンレスコーティングで赤外線を反射。
2006/05/06 00:59:03
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