STLport 5.1.0

まずは、STLport 5.1.0のビルドとインストール。

STLport版STLをダウンロードする

SourceForge.net: STLportにアクセスする。
http://sourceforge.net/projects/stlport

STL本体(STLport-5.1.0.tar.bz2)をダウンロードする。

STLport版STLをインストールする

STLportを任意のディレクトリ(C:\)に解凍する。すると、STLportというディレクトリがルートに作成される。
※ただし解凍先ディレクトリは空白文字を含まないように。

解凍先ディレクトリC:STLport-5.1.0にてコマンドプロンプトを開く。

VC++8.0がコマンドプロンプトで使えるように環境設定をする

開いたコマンドプロンプトで

"C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\Common7\Tools\vsvars32.bat"

winxp64の場合

"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 8\Common7\Tools\vsvars32.bat"

を実行すると、環境設定がおこなわれる。

※永続的に環境設定をおこないたい場合は、コントロールパネルより設定する。上記の環境設定の方法では、そのコマンドプロンプトのみでしか環境変数が有効にならない。

iostreamについて

STLportのiostreamライブラリを使用しない場合は、"stlport/stl_user_config.h" 内の _STLP_NO_OWN_IOSTREAMS をコメントアウトする。

STLportをビルド・インストールする

STLportをビルドする

コマンドプロンプトで次のコマンドを打ち込むと、ビルドされる。installオプションでフォルダを指定すれば所定の場所にインストールされるが、ここではデフォルトの位置に生成物を作成し、後で手動でインストールする。

cd build\lib configure -c msvc8 --use-boost C:\boost_1_33_1 nmake /fmsvc.mak install
インクルードファイルをコピーする

C:\STLport-5.1.0\stlport

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\include\stlport C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 8\VC\include\stlport としてディレクトリごとコピーする。

ライブラリファイルをコピーする

C:\STLport-5.1.0\lib

C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\include\stlport C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 8\VC\lib\stlport としてディレクトリごとコピーする。

DLLライブラリファイルをコピーする

C:\STLport-5.1.0\bin 内の stlport.5.1.dll stlportd.5.1.dll stlportstld.5.1.dll を C:\WINDOWS\system32 C:\WINDOWS\SysWOW64 にコピーする。

VC++8.0上でSTLportが使えるように環境設定をおこなう

インクルードの設定をおこなう

[ツール(T)]→[オプション(O)...]でダイアログを開き、[プロジェクトおよびソリューション]→[VC++ ディレクトリ]を選択する。

[プラットフォーム(P):]を 「Win32」 [ディレクトリを表示するプロジェクト(S):]を 「インクルード ファイル」に設定し、 "$(VCInstallDir)include\stlport" を追加する。このとき、 "$(VCInstallDir)include" よりもSTLportのパスが上位に来るようにする。

ライブラリの設定をおこなう

インストールをおこなった場合には、STLportのライブラリファイルは "$(VCInstallDir)lib" に配置されるので、設定は不要である。

iostreamについて

STLportのiostreamはマルチスレッド版しか用意されていないため、マルチスレッド対応のランタイムルーチン版のライブラリを使わないとならない。

プロジェクトを新規作成するごとに、[プロジェクト(P)]→[xxxのプロジェクト]でページを開き、[構成プロパティ]→[C/C++]→[コード生成]の[ランタイム ライブラリ]を"マルチスレッド (/MT)"もしくは"マルチスレッド DLL (/MD)"にする。 ※デバッグ構成を設定する場合には、上記のデバッグ版を選ぶ。

STLport版STLをアンインストールする

STLportを削除する場合、また、STLportをアップデートする場合は、以前のバージョンのSTLportをアンインストールする必要がある。アンインストールは次の手順でおこなう。

インクルードファイルを削除する

C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 8\VC\include\stlport をディレクトリごと削除する。

ライブラリファイルを削除する

C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 8\VC\lib\stlport をディレクトリごと削除する。

DLLライブラリファイルを削除する

C:\WINDOWS\SysWOW64 内の次のファイルを削除する。 stlport.5.1.dll stlportd.5.1.dll stlportstld.5.1.dll

環境設定を元に戻す

追加した環境設定を元に戻しておく

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このページは、NGEが2006年12月13日 00:31に書いたブログ記事です。

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