AIR 5 通常版
翼人伝承会. AIR 5 通常版. ポニーキャニオン, 2005.
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The 1000th summer ―
Summerから再びAirに。
Vol.5はSummer編の第9話とAir編の第10話。Summerがたったの2話なのに、Airって3話分も内容あったっけ? ちょっと疑問。まあ、それはVol.6を観ればわかることなんだろうけど。
Vol.4までと同じ感想だけど、ゲームに比べ、かなりシナリオが分かりやすくなっている。でも、やっぱりゲームをやったことがないと、Airは分からないだろうな、と思ったりも。ゲームをやらずにDVDだけ観た、っていう人は第10話をどう受け取るんだろう?
なんてちょっと書いてみたけど、すぐにネタに触れるため、追記へ。
第9話。
来てはなりませぬ。この身は既に穢れています。
……分からない。でも、神奈備命は八百比丘尼には近づいてはいけないらしい。息絶える比丘尼、空を飛ぶ神奈。皆、わからないことだらけで。比丘尼も神奈もいなくなった後、智徳法師によってすべてが語られる。ゲームでは、確かこれがなくて、よく分からなかったけど、そうか、だから往人は法術が使えるのか、とわかった。
ゲームやった人なら、おそらく誰でも柳也に感情移入をして観るんだろうし、柳也の辿った道を振り返ることはできる。多分、こうなったら、もうこう生きるしかない。でも、裏葉はどうなんだろう。裏葉は何を考えてきたのだろうか。常人離れしている。言うならば超人。最後の柳也との会話でもあるように、裏葉は好きに生きることはできたはずなのに。うーん。
柳也や神奈の活躍の裏には裏葉の行動があったことを忘れていけないと思う。
続いて第10話。Dream編にあたる第1話から第7話のリプレイに近い。でも、そらの視点を通すことによって、Dreamでは観られなかった、往人以外の人の想い、特に観鈴と晴子の人に言えない想いが分かって面白い。でも、でも、お互いの心がわかっていたら、もっとうまく行ったはずなのに、と苦くも感じた。
何で、人って皆、不器用なんだろう……。
2007/01/28 23:49:44
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まあ昼間寝すぎて、こんな時間に起きている暇人ですが。
>何で、人って皆、不器用なんだろう……。
敢えて言うならば…
だが、それがいい。
不器用だからこそ相手を想う気持ちが深まるのです。
とか何か、いつもと違う事を言ってみるてすと。
同じく。眠れない……。
確かに。不器用だからこそ、人間ってそうなのかもなあ。相手が何を考えているかなんて分からないからこそ、想う気持ちがあるのか。なるほど、だから切ないのか。だから、美しいのか。
……勉強になりました。