7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則 (その2)

思ったより大作。しかも、この本は自室でゆっくり読むように作られている、と思う。人生の目標、週単位の目標、日単位の目標……。どう立てればいいのか? 立て方を文章で示すだけではなくて、表を用意して、実際に読者が作成することを推奨している。その場で!

電車の中とか、店で食事が運ばれるまでの待ち時間とか、そういうときにちょっとずつ読書をする俺にとっては、結構無理げな注文。でも、じっくり読む価値は十二分にあるし、今度、休日に時間を作って、ちゃんと読んでみたいと思う。

ちなみに、自覚・良心・自由意志・想像力という4つの能力によって、人間は、人生の目標に向かって進むなり、日々を無駄に過ごしたりするそうな。その4つの能力とは、

自覚とは、自分の考え方・同期・歴史・先入観・行動・習慣・携行を客観的に検証する能力である。
良心は、「古代からの原則的な知恵」と「自分自身の心の知恵」とを結びつけてくれる。
自由意志は、私たちに、感情やその場の状況に流されて反応するのではなく、「自分のパラダイムを超える力」「上流に向かって泳ぐ力」「先入観を捨て、原則に基づいて行動するための力」を与えてくれる。
想像力とは、心に描く力、心の中で何かを創り出す力、相乗効果が得られるように諸問題を解決する力のことである。

らしいけど、正直言って、ちょっと訳が悪い。

良心と想像力は日本語そのままだけど、自覚と自由意志はちょっと違うような。自覚は客観的な洞察力、あえて単語で言うなら客観視力、自由意志は単に意志でいいんじゃないかな。読むときに毎回とまどってしまう。これ、どういう意味だっけ?、と。なので、とりあえずここにメモしておこう。

ちなみに、人生の目標を明確に決めるのは難しい、ってこれまで思っていた。しかし、この本を読むと、それが明確に分かる。

まず、80歳の誕生日や50回目の結婚記念日をイメージして欲しい。(以下略)

当たり前と言われるかも知れないけど、要するに人生の目標っていうのは、そういうことなんだよな。80歳のとき、どんな自分でありたいか、どんな人(同僚、部下、子供、などなど)とどんな関係を築いていたいか。

今まで、ただただ仕事の目標しか立ててこなかった。でも、これを契機に時間を作って、どういう人生を送りたいのか、真面目に考えてみたいと思う。考えなくたって、時間だけは過ぎる。その過ぎた時間の結果、望まない80歳になっていることだって十分にありうる(というか、そうなってしまうだろう)。俺ももう30。人生の1/3以上生きてきた。これからは流されずに、しっかり生きていきたいと思う。

2007/01/29 00:47:09

2007/02/27 00:45:07

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コメント(3)

爆烈 ぎがんと :

人生の目標は… ありません。
なんて言うのもアレなので。まあ、50迄には死にたいかも?40前に死ぬのが自分的にベストですが。

んげ :

なにーーー!

もっと生きるべし。

とりあえず、ぎがんとさんの目標は、もっと生きることかな。今、決定!(笑)

爆烈 ぎがんと :

無駄に生きててもつまらんし…

とか、人をなめたような意見を言ってみるテスツ。

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このページは、NGEが2007年1月29日 00:46に書いたブログ記事です。

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