7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則 (その3)

ようやく読了。

結構な大作だったので読むのに時間がかかったけど、さらにこの本を読みながら自分の人生を再設計したいので、また休日に読み返そうかな、と思っていたり。そう思わせるほどの本であることを考慮すると、1,995円(税込)というのはあまりにもお買い得。下手なコンサルを受けるより、この本1冊読んだ方が、はるかに多く人生の指針(この本流に言うと羅針盤か)を得ることができるだろう、と思うとなおさら。

前回にはおそらく第10章まで読んだけど、第11章からは人との関わり方。

時間を効率的に使おうとした場合、ややもすると、

しかし、そこに書かれている技術やテクニックは「人」ではな く「もの」を管理するためのものになっていて、「人」とは「仕事 の押しつけによって自分の能力を高めるための資源」であり、「ス ケジュールを守るために簡単に処理されるべき邪魔なもの」と見な されている。

てな感じで、人を見てしまいがちになる(p.333)。しかし、この本は、 人と相互依存の関係を築くことで素晴らしい成果を挙げる ことができる、と書いている。

たとえば、くだらない仕事がある、とする。従来の発想は、そ れを如何に誰かに押しつけるか、自分はやらずに済ませるか、とい うことに力点が置かれていたように思う。しかし、この本では、何 故くだらない仕事があるのか? それはどうやったらなくせるのか、 それをまず皆で話し合うのが先決では?、と説いている。目の前の 仕事をやっつけるのではなく、その本質を見よ、と。

もちろん理想論かもしれない。でも、小さな職場の中だけでの ことならば十分実行可能なことのはず。というか、考えてみると、 俺の上司はそういう視点で仕事を見ている(それも上司の尊敬点の ひとつなんだが、ってキリがなさそう)。俺も本質を見るように努めよう。

2007/02/27 00:45:07

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このページは、NGEが2007年2月27日 00:45に書いたブログ記事です。

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