IGRいわて銀河鉄道IGR7000系/いわて銀河鉄道線
IGRいわて銀河鉄道 IGR7000系
盛岡駅にて
ひょんなことで岩手県への出張が入る。しかも滝沢村! 出張先の最寄り駅はいわて銀河鉄道線の滝沢駅ということで。盛岡駅まで新幹線に乗り、さらにそこからいわて銀河鉄道線に乗るという出張ルートに。
いわて銀河鉄道線は、以前、「カシオペア」や「北斗星」で“全線乗車”したことはあるけど、まともに乗るのは初めてだったりする。線内全駅通過、しかも夜間運転の寝台特急じゃ、さすがに乗ったという実感は得られなかった。
はやてで盛岡駅まで来て、駅地下のフェザンで飯を食った後、2階に上って、IGRいわて銀河鉄道のホームを探す。いわて銀河鉄道線は東北本線を3セクに転換したので、東北本線と同じホームかと思いきや、どうやら、違うらしい。駅の2階から直結しているJRの改札口を素通りし、再び1階へ。暫く北に進むと、ありました。「いわて銀河鉄道線 花輪線」と書いた案内板が。
自動券売機で滝沢駅までの切符を購入。改札口で改札印を押してもらった後にホームへ。どうやらいわて銀河鉄道線のホームは、盛岡駅の東端の一角にあるようです。ここからいわて銀河鉄道線、それから好摩で乗り入れてくるJR花輪線が出発するらしい。電車は、JR東日本の701系そのもの。塗装がいわて銀河鉄道線仕様になっているのと、よく見ると、連結器カバーもIGRになっている。
ちなみに、JR東日本の701系の東北本線(盛岡支社)仕様は以下の写真の通り。2005年1月に岩手県北上市に出張したときの写真です。よく見ると、連結器カバーにJRのロゴが……。
乗車して暫くすると、13:10。定刻通り、駅を出発。次は青山。車内は、案内放送といい、運賃箱といい、限りなくバスっぽい。地方の従量制のバスに乗っているみたいだ。つくばの路線バスも従量制だけど。
都市部の鉄道に慣れた人間からすると、鉄道と言うにはちょっと物足りない気分もするけど、TXと同じワンマン運転であっても、こちらは無人駅もある路線でのワンマン運転。運転士は運転しながら車掌業務に加えて駅の入改札業務もやらなければならないわけで、まあ、仕方ないところかな。
見かけはバスっぽくても、違うのが線路の規格。かつての幹線、東北本線がそのまま残っていて、ローカル線にしてはかなり高規格の線路が、電化複線でまっすぐに伸びる。IGR7000系はVVVFインバータの制御音を軽快に響かせながら、最高時速90km/hでただひた走る。地域密着の各駅停車といえども、東北本線の面影をかいま見た感じがした。
途中、青い森鉄道の701系とすれ違う。こちらも向こうも青をベースとした塗装。中身は全く同じJR東日本の701系なので、よく見ないと同じ会社の車両に見える。正面上部に「青い森鉄道」とあったので、青い森鉄道と判断。
青山駅に到着。どうやらここは駅員がいる模様。運転士も窓から乗客の乗降を見るものの、入改札はしない模様。青山駅は、最近に出来た新駅だけあって、きれいでした。
さらにひた走る。厨川駅、巣子駅とそれぞれ止まった後に、滝沢駅。ここまでは全駅とも駅員がいるらしく、運転士の奮闘ぶりが見られなくてちょっと残念。ドア右側にあるドア開閉ボタンを押して下車。電車を見送ってから改札口を通り、本日の出張先に向かったのでした。
2007/05/16 01:50:22
2007/05/18 07:51:29
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